水素製品の種類別解説
水素サプリ・ガイド
基礎知識と製品比較
基礎知識と製品比較
水素サプリとは、水素を発生させる素材をカプセルに詰めたカプセルです。
コンパクトで持ち運びしやすい特長があり、また水素水と異なり水素を摂取するにあたり多くの水を飲む必要がないため、
腎臓病など水分摂取制限がある方やご高齢の方で多くの水を飲むことが苦手な方に適しています。
最近ではクリニックでのアンチエイジングケアなどにも使われ始めており、水素水を飲まれている方の間でサプリを併用されるケースも増加。
徐々に関心が高まっており、当サイトへの問い合わせ件数も増えてきています。
そこで本記事ではこれから水素サプリを購入しようと検討している方に向け、
購入前に知っておくべき基礎知識と製品を選ぶ際に気をつけるべきポイントを解説し、おすすめ製品をご紹介したいと思います。
*なお、おすすめ製品をいますぐ知りたいからは、こちらをクリックして製品比較表をご覧ください。
水素サプリの基礎知識
水素サプリは、成分や取扱方法が水素水と若干異なります。
ここではそれらの違いをふまえた上で、水素サプリの基礎的な知識をまとめました。
水素サプリと水素水の違い
水素サプリと水素水の一番の違いは、水素が体に吸収されるまでのプロセスです。
水素は水に溶けた状態でないと体に吸収されません。
この点、水素水はすでに水素が水に溶けた状態であり、飲むと水と一緒に水素がそのまま吸収され全身に巡ります。
対して水素サプリは、胃の中で一旦水素が発生し、胃液などの水分に溶け分がだけが体に吸収されます。
そのためサプリから発生した水素量と、実際に吸収される水素の量は大きく異なることを知っておかなければなりません。
一部の広告では「1600ppmの水素が発生」と一般的な水素水(水素濃度:1.2ppm〜1.6ppm)と比べ高濃度のように誤認させる表記が見受けられます。
しかし1600ppm程度の発生量では、水素水10ml分に満たない量の水素しか体に吸収されませんので、水素サプリとしての性能は皆無に等しいです。
水素サプリと水素水の違いを理解しておかないと、こうしたトリックに引っ掛かる恐れがあるため、最低限の予備知識として知っておく必要があります。
水素サプリの効果
水素サプリでは、体に吸収されるまでのプロセスが違うものの、吸収される直前は水素水と同じ(水に溶けた状態)です。
そのため(水素サプリとしての十分な性能があることを前提に)その効果は水素水と変わりありません。
水素水の効能を検討した論文の情報を下記コーナーでまとめてありますのでよろしければ参考にしてみてください。
水素サプリの水素発生成分
水素サプリに含まれている水素発生成分には、精製岩塩、サンゴや貝由来のカルシウム、ゼオライト、フラナガン水素(メガハイドレート)の4つがあります。
この中で最も水素発生性能が十分に高く、また安全なのが精製岩塩(岩塩のミネラルに水素を吸蔵させたマグネシウム含加工食品)、およびフラガナン水素です。
なお精製岩塩にはマグネシウムが含まれており、腎臓への負担を懸念される方もいらっしゃるかもしれません。
しかしサプリ1粒に含まれるマグネシウム量は10mg程度(市販マグネシウムサプリの10分の1以下)であり、腎臓への負担は心配ありません。
(*通常、腎臓への影響が問題になるのはグラム単位の摂取です。人工透析中の方は念のため摂取前に医師に相談されると安心かと思います。)
サプリを選ぶ際は成分表示の中に「精製岩塩」もしくは「フラガナン水素(もしくはメガハイドレート)」と書かれたものを選ぶと間違いがないでしょう。
保管方法
水素サプリは水と反応して水素を発生させるため、正しく保管すれば途中で水素が抜けることはありません。
開封後はこまめに蓋(もしくはチャック)で密封し容器内に湿気が入りにくいよう配慮すれば大丈夫です。
水素サプリの効果的な飲み方
サプリを容器から出すと空気中の水分と反応し水素を発生させ始めます。
そのため飲む際はゆっくり置かず、できるだけ早めに飲みましょう。
飲むタイミングはお好みで大丈夫です。
飲みやすい時を見計らって継続して飲むと良いでしょう。
飲み合わせに気を使う必要もなく、他のサプリと一緒にとって問題ありません。
水素サプリの購入場所
水素サプリは主に薬局もしくはネット通販で購入できます。
薬局で購入するメリットは、購入前に実物を確認できる点です。
反面、製品の選択肢が極端に少なく、水素をほとんど発生させない粗悪品を買ってしまうリスクも高いです。
ネット通販であれば豊富なラインナップから製品を選べるメリットがあります。
しかし(薬局と同様に)粗悪品を買ってしまう恐れがあるため、製品の選別基準をしっかり持って品定めする必要があるでしょう。
サプリを選ぶ際の注意点は、次項の「水素サプリの選び方」で詳しく解説します。
水素サプリの選び方
水素サプリの中にはほとんど水素を発生させないものもあり、製品選びには細心の注意が必要です。
ポイント1
発生した水素が、水素水何リットル分に相当するか明記されている製品を選ぶ
上述の通り、水素サプリで発生した気体の水素は、一旦水に溶けないと体に取り込まれません。
そのため水素サプリを検討する際は、どれだけの量の水素が発生したかと同時に、それだけの水素が発生したことにより、水素水何リットルに相当する量が水に溶けるのかが明記されていないと、比較しにくいです。
この点、信頼できる製品の販売元はこうした点をよく理解しており、販売ページに「水素水 ◯◯ リットル相当」と比較しやすいよう注釈がついています。
サプリを選ぶ際は、こうした表記がしっかりなされているものを選ぶようにしましょう。
ポイント2
水素発生成分に「精製岩塩」を使用している製品を選ぶ
サプリに使用されている水素発生成分のうち、最も多くの水素を安全に発生させるのが精製岩塩です。
逆にそれ以外の成分では、水素の発生量が少なく「水素水 ◯◯ リットル相当」と表記できるほど十分な水素が作れません。
そのため信頼できる製品を入手しようと思ったら、消去法的に「精製岩塩」を選ぶことになります。
ポイント3
避けるべき製品の特長
最後に避けたほうが良い製品の特長を列挙しておきます。
下記に該当する製品は十分な量の水素を発生させないか、もしくは現在研究が進んでいる分子水素とは異なるものを発生させている類似品の可能性が高く、注意が必要です。
- 成分と水素発生量が不明瞭な製品は避ける
- 発生量の単位に酸化還元電位(mV)を使用しているものを避ける
サプリの成分と水素発生量が明記されていない製品は避けたほうが無難です。
信頼できる製品であれば、どんな成分でどれだけの水素を発生させ、サプリ1粒で水素水何リットル分に相当するのか明記されて当然です。
また水素発生量の単位に酸化還元電位(mV)を使用している製品も避けたほうが良いでしょう。
そもそも、酸化還元電位は正確な水素発生量を測るための尺度ではありません。
水素以外の要素に大きく影響され、中には一見して非常に低い還元電位を示している(=水素が多く発生していると見せかけている)製品が、実はビタミンCによって酸化還元電位を下げ数値を底上げしている悪質な広告もあります。惑わされないよう気をつけてください。
以上を踏まえた上で、次項にておすすめの製品を列挙し比較しました。
製品選びの参考になれば幸いです。
信頼できる水素サプリの製品比較
製品名 | 水の素 | ナチュラ水素 |
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製品写真 | ![]() <公式サイトはこちら> | ![]() <公式サイトはこちら> |
水素発生成分 | 精製岩塩 | 精製岩塩 |
水素発生量 (1粒あたり) | 300,000ppm | 17,600ppm |
飽和水素水(1.6ppm) への換算目安 (1粒あたり) | 980ml相当 | 330ml相当 |
1日の摂取目安 | 1〜2カプセル | 3カプセル |
価格 | 60カプセル入り 通常購入:12960円 定期購入:月額12000円 | 90カプセル入り 通常購入:10186円 定期購入:月額5093円 |
こうして比較してみると、上述の選定基準を満たす製品が非常に少ないことがわかります。
しかしこれが水素サプリ市場の今の現状とも言えるでしょう。
正しい知識を持ち信頼できる製品を選んでいきましょう。