製品解説
H.Bottle(エイチボトル)は女性におすすめの水素水生成器、製品レビュー

H.Bottleは、3分で1.2ppm以上の濃度の水素水を作る小型の水素水生成器です。
一度に作れる水素水の量は最大で300mlです。シンプルなデザインながら、スリムかつ軽量(185g)に設計されており、女性におすすめの製品となっています。
本記事では商品の特徴をわかりやすくイメージしてもらうため、実物の写真をつけながら詳しく解説します。
なお今すぐ公式サイトでH.Bottleを確認したい方は、下記ボタンをクリックしてください。製品の詳細な情報を得ることができます。
H.Bottleの製品概要
H.Bottle開封直後の製品構成は、電源ケーブルと水素を生成する生成器と取り扱い説明書の3点からなっています。

H.Bottleの製品構成:左から電源ケーブル、水素水生成器、取り扱い説明書
水素水生成器は女性でも扱いやすいようにスリムかつ軽量に作られており、市販の500mlペットボトルと比較すると、高さ・直径 共にひとまわり小さいです。
本体重量が185gで、最大容量が300mlであることから、水素水を満タンに作ったとしても総重量500gとなり、ペットボトル飲料を携帯するのと変わらない感覚で持ち運ぶことができます。

500mlペットボトルとH.Bottleのサイズ比較:高さ(左写真)、直径(右写真)ともにH.Bottleの方が小さい
生成器本体は水素水を発生させるコアユニットと、透明容器、キャップの3つのパーツに分解でき、手入れがしやすいよう配慮されています。

水素水生成器の構成:左からコアユニット、透明容器、キャップ
コアユニットはプラスチックと金属(プラチナ・コーティング)の2種類の素材から構成されています。
パーツ上部に取り付けられている金属の電極部から水素が発生する仕組みとなっています。
またコアユニット内部にはバッテリーが内蔵されており、1度の充電で最大40回水素水を生成(3分モード使用時)。
使用環境にもよりますが約500回充電できるので毎日充電したとして1年半程度使用可能。交換費用は7000円〜9000円、ユニット底部に記載されたシリアル番号をメーカーに伝え、メーカーに交換してもらいます。

コアユニットの拡大写真:中央の金属部分から水素が発生
電源ケーブルは白のUSBケーブルで、充電時はコアユニット背面の接続部分につなげて使用します。

充電ケーブルの接続方法:付属のUSBケーブル(写真左)を、コアユニット背部の接続部(写真中)につないで使用します。写真右が接続時の様子です。
付属の電源プラグを使用すれば家庭用電源から充電でき、またパソコンのUSB端子に接続して充電することも可能です。

充電時の様子:電源プラグを用いて家庭用電源からバッテリーを充電。コアユニットの電源ボタンが赤く点灯。充電が完了するとランプが消灯します。
H.Bottleの使用方法
次にH.Bottleの使用方法を写真付きで解説します。
まず本体に水を入れます。
この時 推奨される水はフィルターでろ過した水道水もしくは硬度の低いミネラルウォーターです。
一般の水道水をそのまま使用すると、中に含まれる不純物が水素発生部に付着し、水素生成能が低下する恐れがあります。
また海洋深層水やバナジウムを多く含む水、硬度60以上の中硬水、硬水を使用すると、水素発生部に石灰が付着し水素発生脳が著しく低下しますので避けてください。
また水温は冷水から80℃程度の熱水までお好きな温度で使用いただけます。

水を注いでいる時の様子:最大容量は300ml。冷水〜熱水(80℃程度)までお好みの温度の水を入れることができます。
一度に生成できる水素水の量は最大で300ml。本体側面のメモリ部分にある「 H.Bottle」というマークが300mlに相当するので、目視でも量を調節できます。

写真赤枠部分の「H.Bottle」が300mlを指しており、このメモリを目安に水を注ぎます。
操作ボタンを1.5秒長押しすると白のLEDが点滅し、水素が勢い良く発生しはじめます(3分モード)。
その後さらに1回ボタンを押すと6分モードに、続けてもう1回ボタンを押すと9分モードになります。
3分モードで作る水素水の濃度は1.2ppm。そこから生成時間を長くするほど水素濃度が高くなります。

水素水生成の様子:生成中は操作ボタンが白く点滅し、コアユニット上の金属部から勢い良く水素が発生します。
生成が終わると「ピッピッピー」という電子音が鳴り、ランプが消灯します。
完成した水素水は本体から直接飲めます。
また衛生面に配慮してグラスに注いで飲むのも良いでしょう。
H.Bottleの開発秘話をメーカーに取材してきました
インタビューにお答えいただいたのは、メーカーである水の力創造社(株)の代表取締役、渡部浩平さん(下写真)。本製品の開発秘話を伺いました。
−− H.Bottleはとてもコンパクトでありながら短時間で高濃度の水素(3分で1.2ppm以上)を溶かします。この性能は類似製品と比較しても高い方ですよね。素人目からもその技術力の高さを見て取れるのですが、この部分を詳しく伺えますでしょうか。
渡部:はい。製品開発にあたり、水素水生成器の分野で実績のある優秀な研究者の力を借りました。現時点で最高峰の技術と素材を詰め込んでおり、例えば水素の生成膜ではデュポン社といってその分野で世界一、、、といってはまずいですね、世界で3本の指に入る(笑)アメリカの企業が開発した素材を採用しています。とても高価な素材なのですが、これを使うことで5年以上水素水生成の性能を維持できます。また電極素材ひとつとっても、低い電圧で安全かつ効率良く水素を発生させれるものを採用しています。
−− なるほど。だから小型でありながら高濃度の水素水を短時間で作れるのですね。他の部分でこだわっている部分はありますか。
渡部:安全性にもこだわっています。実際のところ水素濃度を上げるだけなら、理論を知っていれば誰でもできます。しかしそれを人が飲むとなると簡単ではありません。水素濃度を追求するあまり高すぎる電圧をかけると様々な副産物が水に溶け込みます。それを10年20年というスパンで飲み続けた時、人にどれだけの影響があるか未知数です。そのため電圧を適切にコントロールしたり特別な電極素材を採用したりすることで、副産物を出すことなく安全に水素水を作れるよう設計しています。
−− H.Bottleはプラスチック素材でできていますよね。製品の仕様書には80℃の熱水でも水素水を作れると書いてあります。プラスチックに熱水を入れると環境ホルモンなどが溶け出すと思うのですが、この点は何か対策をされていますか。
渡部:H.Bottleのプラスチック素材はすべてトライタンという環境ホルモンを出さない素材でできています。また各パーツの成形方法も削りカスがでない特殊な加工技術を使っています。トライタンもこの加工技術も共に通常の3倍近くコストがかかるのですが、環境ホルモンを出すようなものを私の家族やお客様に飲んで欲しくないので、しっかりコストをかけて対策しました。
−− 他にはどのような技術を取り入れていますか。
渡部:4つのセーフティ回路を本体に内蔵しています。1つ目はバッテリーの過電流防止センサーでこれは他社さんの製品でも付いているかと思います。それに加え精密機器についている電気回路の温度センサーを転用しました。さらに誤動作防止センサーと基板の過電流防止センサーを付けています。
−− どうしてこんなにも厳重にセーフティ回路を組んでいるのですか。
渡部:水素水を安全に作る上で電圧の管理が大切です。そのため誤作動により不適切な電圧がかからないよう何重にも保険をかけています。
−− 品質と安全性の両面から、かなり考え抜いて開発されていますね。
渡部:結局のところ、自分が安心して使え、家族にも使わせられるものを。そして幅広い条件で検討して、どのような状況でも安定して高濃度の水素水を生成できるものを作りたかったんです。品質と安全性を両立するためには電極の素材や電圧のかけ方、生成膜の選択など膨大な組み合わせから正解を導かなければならず、これは簡単なことではありません。水素水生成器に精通しているエンジニアにこの製品を見せると「すごいの作ったね」って言われますよ。
−− 私は水素水生成器の仕組みとかにはそれほど詳しくないですが、一般ユーザーの目線からこの製品のすごさは肌で感じています。短時間で高濃度水素水が生成できる。500mlペットボトルよりもひと回り小さいので、バッグなどに入れ携帯しやすいです。またシンプルなデザインだから使う場所を選ばない。数多くの小型の水素水生成器を見てきましたが、この使用感は素晴らしいです。この使い勝手を支えるために、これほどまでに多くの技術が盛り込まれていることを知り感心しました。
H.Bottleで水素水を作るコツを教えてください
−− この製品に限ったことではないですが、一般に水素水生成器は作る時の飲料の温度や硬度(ミネラルの量)によって完成する水素水の濃度が変化します。H.Bottleで水素水を上手に作るコツのようなものがあれば、教えていただけますか。
渡部:H.Bottleは、30~40℃の温度で作ると効率よく水素濃度が高まります。ですので、冷たいものを飲みたい場合は、先に水素水を作って後から氷を入れたほうが良いですね。純水として販売されている多くのお水での生成も可能となっています。実は毎回の生成時に水の状態を判断して、最適な生成を行っているんです。熱水でも水素水を作れますが、80℃程度の温度で火傷をしないように、ご使用いただくと良いかと思います。
人気のカラーはどれですか?
−− H.Bottleは3色のカラーバリエーションがありますよね。ずばり人気のカラーはどれでしょうか。
渡部:今一番人気なのはホワイトですね。ついでサクラ(ピンク)、インディゴブルーの順で売れています。サクラとインディゴブルーはほぼ同じくらい売れていて、気持ちサクラの方がよく売れているといった状況です。

<H.Bottleのカラーバリエーション>
左奥からサクラ(ピンク)、ホワイト、インディゴブルー
−− 普段なかなか表に出ない開発秘話を伺うことができ、製品の魅力をより深く知ることができました。本日はお忙しい中ありがとうございました。
類似製品との比較
H.Bottleの類似製品である、Pocketとジームシルキーとの比較を下の表にまとめました。
H.Bottle | ジームスシルキー | ||
---|---|---|---|
水素濃度 | 1.2ppm〜1.53ppm:生成時間3分 | 0.4ppm:生成時間10分 | 0.9ppm:生成時間3分 |
生成時間 | 3分 / 6分 / 9分 | 10分 / 20分 | 3分 |
カラーバリエーション | 3色 | 1色 | 1色 |
水道水の使用 | × | × | ◯ |
定価(税別) | 55000円 | 50000円 | 53000円 |
H.Bottleの生成する水素水の濃度は、他の類似製品と比較して最も高く、水素水生成器としての性能は最も優れています。生成時間も3分から9分まで小刻みに調整でき、飲むまでの時間は必要な濃度に応じて使い分けれます。
またH.Bottleのみカラーバリエーションが豊富にあり、ホワイト / サクラ / インディゴブルーの3色から選べます。
使用する水はジームスシルキーが水道水可であるのに対し、H.BottleやPocketは水道水非推奨です。
定価はH.Bottleが最も高いものの、生成器としての性能を考えると納得の価格差かと思います。
女性におすすめの水素水生成器、H.Bottle
スリムな本体で最大300mlの水素水を手軽に作れるH.Bottle。500mlペットボトルよりもひとまわり小さく、軽量であるためペットボトルを携帯するのと同じ感覚で持ち運べます。
カラーバリエーションも3色から選べ、おしゃれに使いたい女性におすすめです。
この製品についてさらに詳しい情報を知りたい方、もしくは購入を検討中の方は、下記ボタンより公式サイトをご確認ください。
H.Bottleのメーカーインタビュー
製品を購入するにあたり、どのような会社が作ってたものなのか知ることは大切だと当サイトは考えています。H.Bottleを製造販売する水の力創造社(株)がどのような想いで水素事業に取り組んでいるのか詳しく伺ってきました。
H.Bottleのスペック情報
水素水の生成時間 | 3分:1.2ppm以上 |
使用環境 | 水温4℃〜80℃まで |
給水方法 | 本体に直接入れる |
サイズ | 202mm(H) × Ø62mm |
重量 | 185g |
カートリッジ等の交換 | 1年半に1回(7000円〜9000円) |
保証期間 | 1年 |
その他 | 3色のカラーバリエーション(ホワイト / サクラ / インディゴブルー) |